- お墓参りはいつ行けばいいの?
- お墓参りに正しいやり方はあるのかな?
- お墓参りには何を持って行けばいいの?
このような疑問にお答えします。
こんにちは、岡山で造園業・お墓参り・お墓掃除代行サービスをしている福森です。
お盆やお彼岸にお墓参りに行かれる方はたくさんいらっしゃると思います。
そんな身近なお墓参りのやり方やマナーについてよく知っている人は意外と少ないのではないでしょうか?
今回は、お墓参りの正しいやり方や、持ちものについて解説します。
これからお墓参りに行かれる方はぜひ参考にしてみてください。
- お墓参りをする意味
- お墓参りの時期に決まりはない
- お墓参りのマナーと正しいやり方
それではいきましょう。
お墓参りをする意味
日本には昔からお墓を大切にする習慣がありますが、みなさんはお墓参りをする意味について考えたことはありますか?
ここではお墓参りをすることの意味について考えてみたいと思います。
お墓は心の拠り所
お墓を心の拠り所と考えている方は多いのではないのでしょうか?
不安なとき、嬉しいとき、何か聞いてほしいことがあるときにお墓参りに行く人も多いようです。
ご先祖さまや亡くなった家族と向き合うことで精神的な安定につながります。
感謝の心や優しい心を育てる
お墓参りをすることで、いつも見守ってくれていることに対する感謝の心を育てることができます。
また亡くなった家族の冥福を祈る優しい心も育むことができるでしょう。
家族の健康をお祈りする
ご先祖さまや亡くなった家族にお祈りをする方も多いのではないでしょうか?
日々の家族の健康や大切な試験の合格をお祈りすることもお墓参りに行く意味の一つです。
お墓参りの時期に決まりはない
お墓参りにはいつ行けば良いという明確なルールは存在しません。
それぞれのタイミングでお参りをすれば良いというのが一般的です。
ですが多くの方がお墓参りに行かれる時期もあるので、いくつか紹介します。
お彼岸
お彼岸は年に2回あり春分の日と秋分の日を中日とした前後3日、それぞれ計7日間です。
7日間の初日を彼岸の入り、7日間の最後の日を彼岸の明けと言います。
つまり年間では14日間ということになります。
ちなみに、お彼岸にお墓参りに行くのは仏教徒の中でも日本独特のものだと言われています。
仏教が入る以前から日本にはご先祖様や自然を崇拝する文化があり、その思想が仏教と結びついたのかもしれません。
2022年(令和4年)のお彼岸の日程
春彼岸
3月の春分の日を中日とした前後3日の計7日間
2022年(令和4年)の春彼岸
彼岸入り:3月18日
春分の日:3月21日
彼岸明け:3月24日
秋彼岸
9月の秋分の日を中日とした前後3日の計7日間
2022年(令和4年)の秋彼岸
彼岸入り:9月20日
秋分の日:9月23日
彼岸明け:9月26日
お盆
日本ではお盆にご先祖様の魂が帰ってくるとされています。
なので故人の魂をお迎えするためのお供えや儀式を行うのが慣例になっており
この一連の行事を行う時期をお盆と呼んでいます。
地域によって異なりますが、一般的なお盆の期間は8月13日〜16日までの4日間となります。
いつ行かなければならないという特別な決まりはありませんが
一般的にはご先祖様の魂が帰ってくる8月13日の迎え盆にお墓参りをされる方が多いです。
年末年始
年末年始のお正月休みにお墓参りに行かれる方も多くいます。
年末年始にお墓参りを行う理由はご先祖様に一年間の報告と感謝を伝えることです。
さらに親戚が一同に集まる機会であることや帰省で地元に戻ってくる方も多いのも
年末年始にお墓参りを行う人が多い理由でしょう。
命日
命日にはお墓参りを行う方も多いのではないでしょうか。
命日とは、故人が逝去した日のことです。
大きく分けて2種類あり、「祥月命日」と「月命日」があります。
祥月命日(しょうつきめいにち)
祥月命日(しょうつきめいにち)とは一般的な命日のことです。
つまり亡くなった月日のことで、例えば3月1日であれば毎年3月1日のことを祥月命日と呼びます。
月命日(つきめいにち)
月命日(つきめいにち)とは故人が逝去した日付のことです。
例えば3月1日であれば毎月1日が月命日になります。
お墓参りのマナーと正しいやり方
ここではお墓参りに行くときの服装や、基本的なマナーについて紹介します。
基本的にお墓参りのやり方に『こうでなければいけない』という正解はありません。
ですが基本的なマナーはあるので、ぜひお墓参りに行く際の参考にしてみてください。
お墓参りの服装は自由
お通夜や御葬式とは違いお墓参りにはとくに決まった服装はありません。
ですが、あまりにも派手なもの
例えば
- 赤や黄色などの原色を使った派手な服
- 毛皮やヒョウ柄のような動物を連想する服
- ヒールの高いパンプスやブーツ
このような服装は控えたほうがいいでしょう。
特にヒールの高い靴はケガをする危険もあるため、お墓参りのときはなるべく控えるようにしましょう。
基本的なお墓参りの作法
お墓参りのやり方は親戚のお墓や知人のお墓などお参りに行く先によって
その家の慣習、宗派に少しずつ違いがあることが多いです。
ですが、基本的な流れだけでも覚えておきましょう。
お墓参りの基本的な流れ
まずは合掌をして、ご先祖様にお墓参りに来たことを報告しましょう。
次にお墓の掃除をしましょう。
一般的なお墓掃除の内容はこちらです。
- 草抜き
- 掃き掃除
- 拭き掃除
- 花立てや線香立てなどの付属品の掃除
掃除で出たゴミは墓地指定のごみ処理方法に従うか、各自で持ち帰るようにしましょう。
まずは花立てに水を入れ、仏花をお供えします。
次にお墓に水鉢があれば水鉢に、なければ湯呑に水やお茶を入れて供えましょう。
最後に供え物を供え物台の上に供えます。
線香もしくは、ろうそくに火をつけて立てましょう。
一般的には血縁の濃い人から順に立てます。
そして合掌し、やや頭を下げましょう。
カラスなどに荒らされないためにも、お供え物は必ず持ち帰りましょう。
あくまで一般的な流れなので、家の慣習、宗派によって微妙に違います。
くわしくは年長者に聞いてそのお家の慣習に従いましょう。
お墓参りのは故人を偲ぶ気持ちが大切
以上が、お墓参りにのやり方と作法になります。
この記事がお墓参りをする際の参考になれば幸いです。
ですが、なによりも大切なのは故人を偲ぶ気持ちです。
「お墓参りにいきたいけれど、どうしても行くことができない…」このような悩みを抱える人は
お墓参り・お墓掃除代行サービスの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
詳しくは下記の記事を参考にしてみてくださ。
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