庭の掃除が大変!少しでも掃除が楽になる道具は無いかな?
落ち葉を集めるコツはありますか?
腰が痛いから業者にお願いしようかしら
このような悩みに答えます。
お庭を掃除は大変ですよね、でも大丈夫です。
最近は掃除道具も進化しています。正しい道具選びができれば、お庭の掃除が驚くほど楽になりますよ。
この記事を読めば、プロの庭師が実際に使っている掃除道具と掃除をするときのコツを紹介します。
毎日掃除をしている私たちが、ほんとうに使える道具を厳選しました。
ぜひ、お庭掃除の参考にしてみてください。
福森造園三代 庭師 庭ラブ管理人
福森 一平
年間250日、100件以上のお寺・個人宅を剪定
技術はあるけどアナログな親方にかわり、受け継がれた剪定の技、庭づくりの技術を発信中。「はじめての人にも分かりやすく」をコンセプトに、庭を愛する人のための情報メディア「庭ラブ」を運営しています。
福森造園公式HP:https://fukumori-zoen.com
【落ち葉集めに最適】おすすめの庭の掃除道具ランキング
私たちが実際に現場で使ってみて、よかった道具をランキング形式にまとめました。
ぜひ参考にしてみてください。
1位 高儀 TAKAGI マジカルホーキ
マジカルホーキを初めて使った時の衝撃は、いまでも忘れられません!
マジカルホーキのおすすめポイント
- 土、芝、コンクリートなど、どんな地面でも掃除できる
- 押す動作と引く動作で楽に落ち葉をかき集めれる
- 落ち葉から細かいゴミまで掃除できる
簡単にいうと、熊手とほうきの良いとこどりです。
毛が熊手のように曲がっているので、軽く引くように使えば、落ち葉を簡単に集めることができます。さらに少し力を加えると、細かいゴミや砂もかき集めることができる優れもの。
個人的には引くのに疲れたら、押すように使うのがおすすめで、落ち葉や大きなゴミなら簡単に集めることができます。
さらに棒は伸び縮みするので、楽な姿勢で掃除ができるのも◎。
掃くのではなく、かき集めるマジカR(ル)ホーキ、ぜひ一度使ってみてください。
ちなみに庭の掃除以外に、雪かきにも使えます。
2位 KIMO ブロワー 充電式
ブロワを使えば、ほうきや熊手で掃除するよりも、早く、簡単にゴミを集めることができます。
使い方も手元のスイッチを押すだけなので、身体への負担が少なく腰を痛めることもありません。
充電式なので、電源を気にせずに使えますよ。
おすすめの使い方
壁や庭の隅に向かって落ち葉を集めるようにすると、最後に掃除がしやすいです。
ちなみに、その他の用途としては
- 洗車後の水飛ばし
- バーベキューの火起こし
などにも使えます。
3位 テラモト ちりとり捨楽 ライトグリーン
ちりとり捨楽は、45Lのゴミ袋を取り付けて、そのままチリトリとして使える商品です。
何回もしゃがんで袋にゴミを入れるのは、結構しんどいですよね。
そこで、ちりとり捨楽ならゴミを直接入れて、一杯になったら袋を取り替えればいいので、楽な姿勢で掃除ができます。
いちいちゴミ袋に詰め替える手間がなくなり、ゴミを入れてそのまま燃えるゴミとして出せるので非常に効率的。
毎回しゃがんでゴミを入れるのが辛い人は、一度使ってみるのがおすすめ!
4位 高儀 TAKAGI ちりとり集草バッグ 170L
本来なら3位にしたいところでしたが、どちらかというと業者向きの商品なので4位にしました。
ちりとり集草バッグは、集めた落ち葉を入れやすいように、ちりとりの形になっている集草袋です。
ゴミ袋に入れず軽トラなどにゴミを直接積んで、ゴミ処理場に持っていくという人にはとてもおすすめ。落ち葉をまとめて入れれて、ガサっと軽トラに移せます。
取っ手も付いているので、移すときに持ちやすいのも良いですね。
ちなみに、60Lの小さなタイプは行政指定の45Lのゴミ袋もつけれます。
5位 Jardineer 熊手 レーキ
この熊手は、1つで大きなゴミから小さなゴミまで掃除できる優れものです。
具体的には爪の幅を調節できるので、爪を広げれば落ち葉のような大きなゴミを効率的に描き集めることができます。そして爪を狭めれば、細かいところの掃除や細かいゴミも集めることができるので複数の熊手を用意する必要がありません。
さらにアルミで非常に軽いので、力のない人にもオススメ。柄の長さも調節できるので、状況に合わせて使いやすい長さにして使用できます。
爪の幅を調節できる熊手は、一本持っておけば庭掃除に重宝すること間違いなしです!
道具を上手に使う!落ち葉を集める5つのコツを紹介
年間220日以上、庭の掃除をしている庭のプロとして、落ち葉を掃除するコツを紹介します。
道具を上手に使うことで、身体への負担が減り、とっても楽に掃除することができますよ!
1.ゴミの山を複数つくる
最初のコツは、ゴミの山を複数つくることです。
すぐに袋に入れてしまいたいところですが、一度、ゴミを集めて山をつくってから、そのあとにまとめて袋に入れるほうが効率よく作業できます。
さらにゴミの山を複数に分けることで、かき集める距離を最小限にすることができるので、身体への負担も少なくなります。
2.やりにくい場所から始める
今見えているゴミからではなく、掃除のやりにくい場所から掃除をスタートしましょう。
例えば下記のような場所
- 狭い
- 木の下
- 植木鉢などの物が置いてある
まずは、やりにくい場所のゴミを広くて掃除のしやすいところに出すところから始めましょう。
あとは、上記で紹介したマジカR(ル)ホーキやJardineer熊手でゴミを集めれば、効率よく掃除できます。
3.状況に合わせた掃除道具を使う
便利な掃除道具を買っても、正しい使い方ができないと掃除は楽になりません。
例えば
このように、状況に合わせた道具選びをすれば庭の掃除を楽に、そして簡単にできますよ。
4.土と混ざった小さな落ち葉は土に埋める
地面が土の場合は、掃除をしても小さな落ち葉や小枝が残ってしまうことがありますよね。
綺麗にしようと土と混ざった落ち葉を手で分けることもできますが、時間が掛かってしまい効率が悪いですよね。
そこで、オススメなのが土に穴を掘って埋めてしまう方法。
こうすれば細かいゴミも綺麗になり、さらに落ち葉や枝は肥料になるので一石二鳥です。
5.掃除は晴れた風の無い日におこなう
庭の掃除は晴れた日におこなうのが鉄則。さらに、風の強くない日が最適でしょう。
どうしても、地面が濡れた状態で掃除をしなければいけない場合は、一旦、掃除用の収集バックに入れておくのがオススメ。
小さな穴が開いていて、数日経てば水が抜けてくれるので処分が楽になりますよ。
場所を選ぶけどあると便利な庭の掃除道具3選
最後に使う場所は選ぶけど、あると便利な庭の掃除道具を3つ紹介します。
全員にはオススメできませんが、自身の掃除する環境に合わせて選んでみてください。
ブロワバキューム
ブロワバキュームは、上記で紹介したブロワにバキューム(吸い込む)機能をプラスした道具です。吸い込んだ落ち葉は内部で粉砕され袋の中に溜まるようになっています。
おすすめの使用環境
- 地面
- コンクリート
- アスファルト
- 芝
対象物
- 落ち葉
- 小枝
上記の環境で使用できれば、ブロワバキュームは非常に役立ちます。あっという間にゴミを吸い込んで綺麗にしてくれますよ。
注意点
地面が土や砂の場合は、落ち葉と一緒に砂や石を吸い込むことがあるので注意が必要です。
また、竹や太い枝などがあると粉砕できずに内部に引っかかる場合があります。
駐車場の落ち葉に最適
特に地面がコンクリート・アスファルトの駐車場で活躍します。
ほうきでは掃除しにくい小さなゴミまで吸ってくれるので、早く、簡単に綺麗になりますよ!
剪定シート・養生シート
剪定シートは庭木の剪定をする際に、あらかじめ地面に敷いておくことで後片付けを簡単にする道具です。
おすすめの使用環境
植木鉢・花壇・溝・池など、掃除が難しい場所
庭木の剪定をおこなう人にはピッタリ
剪定を自分でおこなう人には、剪定シートの使用を強くオススメします。後片付けが非常に楽になり、掃除の負担が一気に減りますよ。
ブルーシートでも代用できそう!
このように思われる人もいるかもしれませんが、ブルーシートでは裏側に何があるか見えないので危険です。
剪定シートは下が透けて見えるので安全に作業できます。
GARDENA(ガルデナ) 熊手 12cm幅 コンビシステム
12cm幅の小さな熊手です。
一本持っておけば、ちょっとした掃除や、狭い場所での作業に活躍します。
知らない人も多いと思いますが、GARDENA(ガルデナ) はガーデニングの本場であるドイツのガーデニングブランドです。日本には中々無いデザインで綺麗なターコイズブルーが特徴。
先が付け替えできるので、スコップや草取りにも使えます。
ちょっと人とは違う道具で、テンションを上げたい人にオススメ!
庭掃除は道具選びで9割決まる
庭の掃除は使う道具で、効率や身体への負担が大きく変わります。
今回紹介した商品を参考にしてもらえれば、楽しく、そして楽に庭掃除がおこなえるでしょう。
しかし、ゴミの処分などを考えると、業者にお願いしたほうが簡単です。検討してみようかな?という人はこちらの記事を参考にしてみてください。
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